いづうの包み紙

手の平に京都の四季を映す

寿司をお包みする包み紙には「うさぎ」、「富士山」、「三保の松原」の三つが描かれております。「うさぎ」は初代いづみや卯兵衛の名に因んで。「富士山」と「三保の松原」は日本一の寿司を目指す心意気を託したもの。草創から変わらぬ原点を此処に表しております。

職人の手で丁寧に彫られた、お土産用の包装に使用する掛け紙の版木

掛け紙には、京の人々が大切にする季節感を映すことで、お客様への思いを籠めております。木版画で描いたのは、春の「都をどり」、初夏の「蒼葉」、夏の「祇園祭」、盂蘭盆の「大文字」、秋の「紅葉」、冬の「雪」の6種の絵柄。一枚ずつ表情を異にするのも、手彫りの木版画ならではの趣でございます。
鯖姿寿司は一年を通じて同じ姿で御提供致しますが、掛け紙で季節の移ろいを感じて戴けるのも、「いづう」の味わいの一つ。 お寿司と共に京の季節が心に刻まれ、思い出の一葉となることを願っております。

  • 都をどり

    3月〜4月 「都をどり」

  • 蒼葉

    5月〜6月 「蒼葉」

  • 祇園祭り

    7月 「祇園祭」

  • 大文字

    8月 「大文字」

  • 紅葉

    9月〜11月 「紅葉」

  • 雪

    12月〜2月 「雪」